「LIMIT OF LOVE 海猿」を思い出してみました
 | 「LIMIT OF LOVE 海猿」を思い出してみました ストーリー:海上自衛隊の主人公が恋人との結婚に悩むなか、大型フェリーの座礁事故が発生!人員救出に向かう中、乗客と船内に閉じ込められてしまう。果たして無事脱出出来るのか・・・。 <感想> 映画「海猿」そしてテレビドラマ「海猿EVOLUTION」と見てきた私ですが、この映画は今年一番私の期待を裏切った作品と言っていいと思います。シリーズものとして培ってきたストーリー・感動を高める音楽と素晴らしいものが予めそろっていたにもかかわらず、本作は、脚本・演出ともに私にとって納得のいくものではありませんでした。 ここから先、ネタバレあり。 まず、今までの海猿には、厳しい救助活動の中にも必ず笑えるエピソードが随所に入り楽しませてくれていましたが、本作ではそれがほとんどない。最初に出てくる恋人環菜の自作ウェディングドレスも船の沈没とともにあきらめてしまうのは仕方ないが、その前振りをしたなら最後に式を挙げて自作ウェディングドレスを着て祝福を受けるシーンがあっても良かったのではないでしょうか。確かに人の命には変えられない救助の厳しさを表現したかったのかもしれませんが、これは映画です。最後、救助されて直後にチェックインではなく、もう少しドラマティックに終わっても良かったのではないでしょうか。全体的にも時間内に納める為に、救出シーンを長く取りすぎた分、笑いや恋愛のエピソードが生きてこなかったような気がします。最後のエンドロールも伊藤由奈の「Precious」は、壮大で心に響く良いバラードにもかかわらず、流れている映像は、メイキングシーンってどういうことでしょう。曲に合わせるなら今までに起きた数々の試練、友の死や先輩(池澤)の死などを思い起こす名場面をシリアスに流した方が、もっとグッと来るものがあったのではないでしょうか。今まで海猿をすべて見てきた私として期待が大きかった分、納得の行かない終わりで本当に残念でした。
<自己評価> 脚 本 ★★☆☆☆ 映 像 ★★★★☆ 音 楽 ★★★★★ 眠 気 度 ☆☆☆☆☆ 総合評価 ★★★☆☆
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